Googleアナリティクス(GA4)の導入方法を解説|とりあえず計測を始めたい人向け

GA4が難しいと思っている方へ、全体像が理解できる無料eBookを作りました。

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  • Google アナリティクスを使いたいけど、何から始めればいいかわからない…。
  • UAからGA4への移行方法がわからない。

そんなお悩みに応える記事です。

Google アナリティクス(GA)とは、Googleが提供するアクセス解析ツールです。プロが使うほど高機能ながら、基本機能がすべて無料で使えます。

Google アナリティクス4の管理画面

Google アナリティクスを使うと、以下のようなことを知ることが可能です。

  • Webサイトが何人の人に見られているか
  • どんな経路でWebサイトに訪れているか
  • どのページが人気なのか

こうした情報を把握しておくことで、どんな情報をWebサイトにアップするべきかやWeb広告の効果があったかどうかを知ることが可能になります。

本記事の内容を包括的に解説した動画もあります。以下からご覧ください。

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こちらの記事の内容の動画版は、Udemyコースとしても公開しています。以下のリンクからご覧ください。

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Google アナリティクス4(GA4)とは

現在Google アナリティクスは2つのバージョンが共存している状態なので、最新版のGoogle アナリティクス4(GA4)についても把握しておきましょう。

GA4は、2020年にリリースされたGoogle アナリティクスの最新バージョンです。2022年9月以前にGoogle アナリティクスを使い始めた方は、旧バージョンのユニバーサルアナリティクス(UA)を使っていることが多いと思います。

注意したいのは、UAで計測してきたデータはGA4に引き継がれないという点です。もしもUAを使っている場合には、できる限り早くGA4を導入し、データを溜めていきましょう。

Googleは、2023年6月いっぱいでUAの計測を停止すると公式にアナウンスしています。
参考:ユニバーサル アナリティクスのサポートは終了します

これまでUAを使用してきた方も、GA4の新規導入が必要になりますので、本記事の手順を参考に導入を進めてみてください。

ユニバーサルアナリティクスのバックアップについて

ユニバーサルアナリティクスに溜まったデータは、2024年6月いっぱいで見ることもできなくなります。それまでにデータのバックアップをしておきましょう。

以下の記事でバックアップ方法について解説していますのでご覧ください。

GA4を導入する前に

GA4を導入する前に、Googleアナリティクスを利用していることをWebサイトに記載しておく必要があります。プライバシーポリシーページなどに項目として加えておくと良いでしょう。

以下は当サイトで掲載している文章です。コピーして使っていただいても構いません。

Webサイトへの記載例

Googleアナリティクスについて

当社のWebサイトでは、サービス品質向上のため、Google 社のサービスであるGoogle Analyticsを利用しお客様の訪問情報を取得しています。

当社が発行するCookieをもとにして、お客様の訪問履歴を収集・記録・分析します。

Google Analyticsにより収集・記録・分析されたお客様の情報には、特定の個人を識別する情報は一切含まれません。それらの情報は、Google社により同社のプライバシーポリシーに基づいて管理されます。

Google Analyticsの利用規約、Google社のプライバシーポリシーについては以下のサイトをご覧ください。

Google Analytics利用規約:
https://marketingplatform.google.com/about/analytics/terms/jp/

Googleのプライバシーポリシー:
https://policies.google.com/privacy?hl=ja

GA4の導入方法

それでは、GA4の導入を進めていきましょう。

まずは「Google マーケティングプラットフォーム」のページにアクセスし、「さっそく始める」ボタンをクリックしてください。

GA4アカウント作成

最初にGoogle アナリティクスのアカウントを作成します。

「アカウント名」に会社名や部署名、サイト名などを入力し「次へ」ボタンを押します。

次はプロパティの作成です。

プロパティは、Webサイトを管理するための箱のようなイメージです。GA4はアカウントの中に複数のプロパティを持つことができます。サイトを複数運用している場合には、サイトごとにプロパティを作成することになります。

プロパティ名」にはサイトのドメイン名などを入れておくと良いでしょう。「レポートのタイムゾーン」は「日本」、「通貨」は「日本円」をそれぞれ選択し、「次へ」ボタンを押します。

事業については任意項目ですが、ご自身のサイトに近いものを選択しておきましょう。

作成」ボタンを押すとアカウントとプロパティが作成されます。

Google アナリティクスの利用規約が表示されたら、言語を切り替えて内容を確認し「同意する」ボタンを押します。

データストリーム作成

アカウントを作成し最初に行うのがデータストリームの作成です。

データストリームとは、同じサービスをWebサイトとアプリで展開している場合に、プラットフォームを横断したデータを取得するためのものです。Webサイトを運用している場合は、プロパティ内にはデータストリームを1つのみ作成します。

「データ収集を開始する」の画面が表示されたら「ウェブ」を選択します。

「データストリームの設定」で、WebサイトのURLとストリーム名(ドメイン名などわかりやすい名前)を入力し「ストリームを作成」ボタンを押します。

本記事では、Google タグマネージャーを使ったGA4の実装方法をメインにお伝えします。GTMでGA4を実装する場合、「測定ID」が必要になります。測定IDは、データストリームを開いた時に表示される「G-XXXXXXXXXX」という文字列です。

トラッキングコードをWebサイトに直接設定する場合

Webサイトの仕様上、GTMを使えない場合もあるかもしれません。そうした場合には、Google アナリティクスのタグをHTMLに直接記述することが可能です。

トラッキングコードの取得手順を解説します。

データストリームの中の「タグの実装手順を表示する」をクリックします。

手動でインストールする」のタブに移動すると、Google アナリティクスのトラッキングコードが表示されるので、これをWebサイトのすべてのページの<head>開始タグ直後に貼り付けます。

トラッキングコードを直接実装する方法では、一部のイベントトラッキングの使用が困難で、GA4の機能を最大限使うことができなくなってしまいます。特別な理由がなければGTMを経由して実装することをおすすめします。

Webサイトへのタグ設置

ここでは、GTMを使ってGA4のタグを設定する方法を解説します。

GTMの導入が終わっていることを前提に進めますので、未導入の場合は以下の記事を参考に設定してください。

タグの追加

GTM管理画面で「新しいタグを追加」をクリックします。

最初にタグの名前をつけておきましょう。ここでは「GA4設定」とします。

名前をつけたら、「タグの設定」エリアの中央部分をクリックします。

「タグタイプを選択」のメニュー内から、「Google アナリティクス:GA4設定」を選択します。

測定ID」に、GA4の測定IDを記入します。

GA4の測定IDがどこにあるかわからない場合は、以下の手順で取得してください。

トリガー設定

次はトリガーの作成です。

トリガーとは、タグを動かす条件のことを指します。今回は「GA4のタグを全ページで動かす」という条件を設定します。

タグ設定画面「トリガー」エリアの中央付近をクリックします。

「トリガーの選択」画面で、「Initialization – All Pages」を選択します。

「Initialization – All Pages」は、GA4のタグをGTMが設置されたWebサイト内の全ページで最初に動かすという働きをするトリガーです。これを設定することで、すべてのページでGA4のトラッキングコードを動かすことができるようになります。

トリガーを設定したら、「保存」ボタンを押して完了です。

次のパートで、タグが正しく動くかどうか検証します。

プレビューで検証

GTMのプレビュー機能は、タグが正しく設定されているかどうかを本番公開前に確認するためのものです。タグ設定を行ったら、公開前に必ずプレビュー機能で確認するようにしましょう。

GTM管理画面右上の「プレビュー」ボタンを押します。

新しく「Tag Assistant」というタブが開くので、入力欄に検証したいサイトのURLを記入し「Connect」ボタンを押します。

新しいタブが立ち上がり、検証するWebサイトが表示されたら、Tag Assistantタブに戻り、「Continue」ボタンを押します。

Tag Assistantの画面で、タグが正しく動いているかを確認していきます。

画面内には「Tags Fired」と「Tags Not Fired」という二つのエリアがあり、現在動いているタグは「Tags Fired」側に表示されます。

以下の画像のように、先ほど設定した「GA4設定」タグがTags Firedのエリアにあれば、正しく動いている証拠です。

GA4のリアルタイムレポートでも確認しておきましょう。

GTMのプレビューを起動した状態でGA4のリアルタイムレポートにアクセスすると、tagassistant.google.comを経由したアクセスがカウントされているはずです(数秒のタイムラグがあります)。

プレビューしただけでは、タグが本番公開されていません。次のパートで最終段階について解説します。

本番公開

タグ設定が完了しプレビューで動作確認をしたら、設定内容を本番公開しましょう。

GTM管理画面右上の「公開」ボタンを押します。

開いた画面で「バージョン名」にわかりやすい名前を記入します。後でどんな作業を行ったか確認しやすいよう、バージョン名には作業内容を記入するのがおすすめです。ここでは「GA4初期設定」としておきます。

右上の「公開」ボタンを押して完了です。

ここまでの設定で、GA4がWebサイト上で動くようになりました。

数値をレポートで見る場合には、以下の記事で基本操作を解説しています。こちらもあわせてご覧ください。

まとめ

WebサイトにGA4を設置する方法を解説しました。

今回紹介した手順を実行すれば、Webサイトのアクセス状況をGA4の管理画面で見ることができるようになります。

ただし、GA4を最大限活用するには、他にもいくつかの設定を行う必要があります。GA4導入時に必ずやっておきたい設定については、以下の記事で解説しています。

また、初期設定の中でも重要なコンバージョン設定については、以下の記事で詳しく解説しています。

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屋嘉比 馨
ボーダーヘイズ・ジャパン代表
ウェブ解析士協会所属・ウェブ解析士。
ラジオ局、広告代理店などに勤務ののち、大手SIerのWebマーケティング担当に。
2022年に独立し、ボーダーヘイズ・ジャパンを設立。
これまで100サイト以上の改善・計測環境構築に貢献。

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